少子

2005年2月21日 読書
ISBN:4062739097 文庫 酒井 順子 講談社 2003/12 ¥490

今、仕事の休憩時間にちまちまと読んでる本だけど、古田さんのブログ(http://blog.so-net.ne.jp/atsuya-furuta/)で読書ネタが出ており、みんなのオススメ本も知りたいらしいので、この本のレビューとオススメの本でも取り上げてみます(笑)。

酒井順子さんといえば「負け犬の遠吠え」の著者として一気に有名になってしまったけど、私は横浜に住んでた時から電車通勤中に愛読してた本の中に「酒井順子さんのエッセイ本」があったので、こんなに彼女の本がブレイクしたという事実にビックリしたわけだけど。
で、先日他に欲しい本があって本屋に行った時に、たまたま酒井順子さんのコーナーが目に入り、これをパラ読みした時に
「!」
と思ったので、つい買ってしまった。
そう、私は既婚・子ナシの三十路オンナ。
 
何となく「子供欲しいかなー」と思いつつ、実は私はあまりせっぱつまった気持ちになっていないのがホンネで、「子供はできたらできたで嬉しいけど、できなかったらできないでもいいかな」なんてお気楽に考えていたりする。
で、この本を読んでいくと、結構私の気持ちに近いかな〜と思うような事が所々に書かれてたりするんで、きっとこういう気持ちの女性が結構世の中には今多いんではないかな、と。
こんなこと書くと、子供がいて育児中の人には大変申し訳ないと思うんだけど・・・。
 
・・・古田さんは男性だからあまりこの本は関係ないかもしれないですね(苦笑)。あ、でも女性心理を知るにはいいかも(^^;

という訳で、ここからは私のお気に入りというかオススメ本。
 
・バッテリー/あさのあつこ
まだ読んでないけど文庫で買った。あちこちで面白いと評判なので、これから読むのが楽しみ。
中学野球の話のようだけど、やはり野球好きとしては、ね。
 
・新井素子さんの著書
中学の時から読み始めたけど、彼女の本はエッセイも小説も大好き。男女問わず読めると思う。
最近では「チグリスとユーフラテス」を購入。この本は確か賞ももらってるんだよね。同じく文庫を買っただけでまだ読んでないけど、地球上に最後に一人残った少女の話、じゃなかったかな。
彼女の本は、エッセイ以外は基本的にSFです。
 
・電車男/中野独人
話題の本なので野球選手のみなさんにもぜひ!(笑) 多分頭使わなくても読めると思うし<どういう基準だ
小難しい内容ではないけど、現代の奇跡にみんなで感動しましょう! というところでしょうか。

・星新一のショートショート
星新一氏は亡くなってしまったけど、一般の人が応募したショートショートを集めた「ショートショートの広場」という講談社の文庫もあるので、この辺は読みやすいしオススメ。
ショートショートは短い文章の中にあっと驚く展開があるのが面白くて好き。小説が苦手な人でもショートショートなら読みやすいと思うし。
 
・「リング」「らせん」
これもかなり前に流行った(映画化されてるし)本だけど、原作はやはり映画とは違った怖さがあると思うんで、原作を読んでない人は読んでみると面白いと思う。

・サイレントK−沈黙のマウンド−/石井裕也
ご存知、今年ドラフト6巡目で中日入りした石井裕也選手の自伝。彼の高校時代に書かれた本。
 
・おおきく振りかぶって/ひぐちアサ
・・・この日記ではすっかりおなじみのマンガですが(^^;
もっと布教させたいのであえて取り上げる(爆)。
今までとはひと味違った高校野球マンガです。「タッチ」や「ドカベン」等とはまた違った面白さが。
野球をあまり知らない人でも楽しく読めるイチオシマンガ!
(きっぱり)
 
あとはですね、あまり大きな声じゃ言えないし未成年にはオススメできないけど、「官能小説」ってモノもありますよ(死)。
でもただのエロ雑誌やエロ漫画読むよりは、小説というか活字で読んだ方が想像力も働くし、エロでも「活字を読む事はいいことだ」って何かで見た事ありますよー(小声)。
買うこと自体に勇気がいるかもしれないけど(切腹)。



や、ケフンケフン!!
人にオススメできそうなのはこんなとこですかね<オススメできないのが混じってる気が・・・
あとはオススメとは関係ないけど、中学時代にコバルト文庫にハマった私としては、氷室冴子さんや藤本ひとみさんの本が好きだったり。
氷室さんの「なんて素敵にジャパネスク」なんて、歴史とか好きになるしね。というか、元々私は平安時代モノが好きなんだけど。
なんか頭の中あんまり成長してないな、ワタシ;;

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